「夜に働く」という選択肢

社会の中で24時間動いているところでは、当然一般的な日中の勤務だけではなく夜勤という働き方があります。日勤と夜勤を交互に行う働き方もあれば、夜勤のみという働き方も存在します。

基本的に人間は朝起きて夜は寝るという生活スタイルが一般的であり、それを崩してしまう夜勤は健康にも影響を与えるため避けたいと考える人は多いもの。しかし、夜勤には夜勤ならではのメリットがあります。

まず、仕事内容によっては日中よりも仕事量が少なくなるケースはよくあります。警備員などは、人が多い日中と人が少なくなる夜間とでは仕事量が異なってきます。こういった仕事であれば、あえて夜勤を希望するメリットがあるといえます。

さらに、夜勤の場合、日勤の仕事よりも賃金が高いという面も大きなメリットです。夜間に働く人材はなかなか見つからず、夜間の割り増しなども関係して、お金がその分上がります。学生などで長時間のアルバイトができない事情がある場合、夜勤アルバイトをすれば短時間でも稼げたりするものです。

平日が仕事でつぶれてしまう場合、公的機関や銀行での手続きが難しくなることもありますが、夜勤があれば、平日の昼間に自由に動けるため、対応しやすくなるという事もメリットだといえるでしょう。

仕事内容や職場によって条件は異なるため、どこでも上記に上げた夜勤のメリットすべてが適用されるわけではありません。しかし、時間の使い方が人生に与える影響は大きいもの。夜勤をはじめから除いて考えるのではなく、選択肢の一つとして考えてみてもよいでしょう。